2023年09月22日

その会議名は「あしたのヤマト」そんなのできないよは、一切言わない!

ヤマト社長清水、テンポスHD社長森下
(左)ヤマト 社長の清水、(右)テンポスHD 社長の森下

こんにちは、広報担当です。
森下社長の予定を見ていると「あしたのヤマト」という会議が入っていました。
参加メンバーは、テンポスHDの森下社長、あさくまの廣田社長、ヤマトの清水社長や齋藤常務など、7名ほど。

あさくま 廣田
あさくま 社長の廣田

何やらこの会議、
「ヤマトの今期の売上をどうするかではなく、5年後、10年後どうなっていたいか」
を議論する場とのこと。

だからどんどん意見を出す場。
意見に対して「現実的じゃないよ」「そんなの無理だよ…」とは言わないのがルール!
100億円かかるプロジェクトの構想だってあり!!
未来をつくるための話をする場なのです。

会議

そんな中、清水社長はすごいな~と思った話が、
ヤマトは市場から魚を直接仕入れられる買参権を持っていて、この強みをさらにどう伸ばすかというと、
南房総の魚漁量にも限界はある。その時に太平洋だけでなく日本海の魚もとれるような準備をしておきたい。

日本海側で事業承継に困っている漁業会社と組めばルートはできるし、
ルートができれば、日本海から太平洋までの中間地点にセントラルキッチンを置く。
それができれば、そのルートは「回転寿司やまと」の出店候補地となっていく。
そんな構想もありだな!というお話しです。

漁港
漁港
ヤマトは漁港から直接仕入れられる「買参権」を持っていて、買い付けた魚は「活魚車」という水槽が付いたトラックで自社の生簀まで運んでいる。仕入れた活魚は店舗で提供したり、東京豊洲市場で各卸会社に販売している。

その他にも、齋藤常務からは、
「テンポスは思い切りのある会社だから「房総の駅とみうら」のような観光施設を、次は海が見える山で展開する。山で海鮮BBQを楽しめるような取り組み。魚はヤマト、肉はあさくまが用意して、2社をドッキングさせたドデカい店をやりたいです」
というお話も。

房総の駅とみうら
房総の駅とみうら
房総の駅とみうら
房総の駅とみうら。浜焼きや回転寿司、お土産コーナーがある

森下社長は、
「清水社長、齋藤常務の度胸の凄さよ。新店にも1.5億円かけたんだろう? 森下兄弟はちまちましか金を使えないから、ここにヤマトの幹部の血が入ることで、テンポスもこれからはドカンと大きいことをやろうじゃないか!」
とそんな話となりました。

なんだか飲み屋でやると楽しそうな話を、大人たちが真面目に議論をする会議もあっというまに終了の時間に。

次回は1週間後に開催とのことで、次は魚屋の展開について語るそうです。
では、また来週!!

広報 乙丸

広報 乙丸

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