2024年2月7日

“映えない”テンポスがインフルエンサー事業!?インフルエンサーが毎月お店にやってくる仕組みとは。

インフルエンサーの事業が立ち上がり、既にスタートしているという。テンポスがインスタ映え?全然想像できない。。何がどうなっているのか、やってる人に聞きに行ってきました。

OGP

インフルエンサー事業、気になっております。テンポスと“映え”が、どうにも結びつかなくて。
テンポスがインフルエンサーになるわけではありませんよ(笑)
サービス名は「テンポスインフルエンサー」です。グルメ情報を積極的に発信しているインフルエンサーを毎月お店に派遣して、主にインスタグラムでお店のPRをします。これまでは他社のサービスを紹介していたのですが、今回は自社でインフルエンサーを抱えて派遣する形です。2023年11月にスタートし、現在は300人を超えるインフルエンサーが登録していて、今も日々登録者数が増えていっています。

なるほど。インフルエンサーって、誰でもなれるんでしょうか。私もお店に行ったら写真を撮ったりしますが(ドキドキ)
ちゃんと発信力がある方でないとだめです!
インフルエンサーとしての登録は、インスタグラム等のフォロワー数500人以上から受け付けているのですが、実際に案件を依頼するのはフォロワー数2,000人を目安にしています。

記事が投稿されるまで、お店はドキドキですね。ところで、なぜテンポスがインフルエンサー事業をスタートしたのですか?
テンポスでは飲食店の集客支援に力を入れていて、その一環としてスタートしました。お店の魅力は、自分で言うより他の人に語ってもらう方が来店の動機付けになります。それを発信力のあるインフルエンサーにやってもらう、ということです。

実際に活用されている店舗様の反応はいかがでしょうか。
インスタグラムをご自身で運用されている都内の洋菓子店様は、インフルエンサーの投稿があっという間に“いいね”を増やしていくのを見てポテンシャルを実感。「インフルエンサーの投稿に刺激を受けました。ただ、せっかく投稿してもらっても自店のアカウントに魅力がないともったいないので、今後はインスタ映えするウリのメニューを作って投稿し、フォロワーも増やしていこうと思います」と話していました。良い刺激を受けていただいています。

インフルエンサー事業の今後の展開について教えてください。
まずはインフルエンサーの数を増やしていく考えです。現状の課題としてインフルエンサーが関東と関西に偏っているので、全国で対応できるようにしていきます。それから、インバウンド客へのアピールとして、在日外国人のインフルエンサーの協力者を募っているところです。日本人に人気のお店と、外国人が行きたいお店は違うので、やはり外国人の視点で発信してもらう方が来日客に喜んでもらえると考えています。
また、テンポスフードプレイスとしてはインフルエンサー事業以外にもセミナーや補助金申請サポートなど、様々な新規事業の開発に取り組んでいます。飲食店様のお役に立ちたい、その一心ですね。

新しい取り組みは困難もたくさんあると思いますが、やりがいも大きいですよね。今後も斬新なサービスを期待しています!

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