2024年1月9日

新規事業は、飲食店経営者向けセミナー事業
外資コンサルを超えて、飲食専門のWEBセミナー企業を目指す!

年商380億円のテンポスグループの中でも、極めて変化が激しい事業会社といえば、WEB集客支援事業を手掛ける(株)テンポスフードプレイスです。
そんなテンポスフードプレイスが新しくサービスを立ち上げたとの噂を聞きつけ、プロジェクトリーダーを訪ねました。迎えてくれたのは(株)テンポスフードプレイスの社員ではなく、同社に出向している(株)ぐるなびの加藤さん。そして、同じくテンポスバスターズ(CIS事業部)に出向している、ぐるなびの田中(泰)さん。聞けば、テンポスフードプレイスの品川社長とともに、力をあわせて新規事業を立ち上げているのだそうです。

(広報)いったい、どんなサービスを立ち上げているんですか?
飲食店経営者様向けの有料セミナーを新規事業として立ち上げています。講師は、飲食店を実際に訪問して診断、コンサルティングを行う「格付け診断士」がトレーニングを重ねた上で登壇しています。ゆくゆくは実際にコンサル支援を行った飲食店の成功のノウハウも提供していく考えです。

(広報)今まで開催してきたテンポスのセミナーとは何が違うんですか?
今までは、無料のセミナーを店頭(テンポスバスターズ)で開催したことはありますが、有料で開催したことはありません。あるとしても、外部から講師を招いたときくらいです。ですが、今後はテンポスフードプレイスが、外部のアドバイスをもらいながら、テンポス独自のノウハウを詰めこんだセミナーを行っていきます。

(広報)“独自”とは、どういうところですか?
テンポスは買い取りをしていますので、飲食店様の閉店情報が年間約2万件入ってきます。一方で、これからお店をオープンするお客様の支援も年間約2万件行っています。その中で、なぜ閉店してしまったのか、永く店を続けるためにはどうすればいいのか、そんな情報が自然と入ってきます。それはインターネットでは手に入らない、生の飲食店経営者の声です。だからこそ、これからお店をオープンする方や、経営に困っている方々に、テンポスに蓄積された飲食店を永く続けるためのノウハウや情報をお伝えしたいと思い、この事業を立ち上げました。

(広報)でも有料のセミナーにするからには、レベルの高い内容が求められますよね?
おっしゃるとおりです。質の高いセミナーを作るために、テンポスグループに出向している、(株)ぐるなびの社員と連携しています。例えば、田中さんは過去に3,000件の飲食セミナーの講師をした経験があります。彼にセミナーの進行や話し方など運営のノウハウを伝授してもらいながら、セミナーを企画しているところです。
また、テンポスバスターズの広島西店の店長は、福岡店の店長時代にシティ銀行から依頼を受けて、何度も飲食店経営セミナーを行った経験があるんです。現場を知る店長だからこそ、具体的な話をすることができるんですよね。

(広報)自社だけでなくグループ会社の人材や、出向社員の力を活かして、事業を作っているのですね。
はい、まずは今進めている全6回のセミナーを成功させたいです。初回は10名の方にご参加頂きました。目標は毎月50回のセミナー開催を行うことです。そのため同時進行で次々にセミナーの企画を進めます!

(広報)セミナーを作るときに気を付けているポイントはありますか?
セミナーに参加される方のほとんどは、現場に立つ個人飲食店経営者様です。競合やトレンドの情報よりも、「早く料理を提供するためには」「どんな看板なら店に入って来てくれるか」等、“すぐに実践できる”を重視してセミナーを企画しました。参加者のうち1人でも、アイデア1つだけでもよいので、とにかく実践してもらえたらという気持ちでやっています。

(広報)そうなんですね。ところで、そもそもなぜセミナー事業を立ち上げたのですか?
飲食店経営の役に立つ情報やサービスを提供することで、お客様に頼りにされる企業となるためです。それは必ずビジネスの成長にも繋がると確信しています。また、テンポスフードプレイスは、グループ会社の中でも“研究開発企業”という位置づけで、自社サービスの開発や新規事業の立ち上げが期待されている会社です。オンラインの強みを生かして日本全国の飲食店オーナー様に受講していただき、繁盛につなげてほしいです。
「まずは、やる」「やってみてお客様の反応を見ながら打つ手を変える」このテンポスのやり方でどんどんセミナーの品質を上げていきます。