2023年12月21日

役員研修&大忘年会を開催!
幹部社員は意気込みを高らかに発表
来期はテンポスグループ売上500億円突破を目論む!

12月20日、テンポスグループ10社の社長、幹部社員が参加する役員研修を行いました。今回のテーマは、「ひかるブラック企業」です。

ブラック企業なのに、ひかる??
いったい、どういう意味なのでしょうか。
森下社長は次のように話します。

森下社長

今の日本企業は“ホワイト企業”になろうとするばかり、パワハラにならないように、残業させないことばかり気にして、社員が遅刻しても怒らない、指示した期限に仕事を終わらせていなくても残業させない。負荷を与えないようにと、社員に今までやったことがない仕事を与えない企業も増えている。これは、社員にとってはストレスは無い一方で、10年働いても、『一体、自分は何のプロになったのだろうか』と思わせてしまう。

テンポスが目指すのは“厳しいが、やさしい”という会社だ。オリンピック選手が、高い目標に向かって、私生活を犠牲にしても鍛錬を積み上げるように、テンポスも1,000億円、5,000億円に向かって、幹部も社員も鍛錬を積み上げていく。

テンポスの従業員は社員ではなく、“門下生”である。門下生は師から教わったことを、言われた通りそのまま実践する。勝手に“型”を変えてはいけない。しかし型ができるようになったら工夫改善し、自分の“型”を少しずつ作り上げていく。そして、最後には師から卒業し、自分の力で道を切り拓いていく。テンポスの社員もこうやって能力や知識を身に着けてもらう。

話は戻り、テンポスが目指す“厳しいが、やさしい”は、例えば、"厳しい"とは、社員の能力開発をしようと週5時間、年間240時間の研修を強制的に受けさせたり、仕事はRKT-1(連絡・決定する・頼むは1分以内に行う)で取り組ませることにあたる。指示したことをやっていないときは、厳しく叱るも“厳しい”に当てはまるかもしれない。しかし、その取り組みの結果、社員の知識・スキルが向上すれば、新規事業を生み出し、売上アップに繋がり、会社の利益になる。利益が増えれば従業員に還元する。テンポスは従業員の給与5割アップを方針として掲げているだけでなく、やりがい、働く喜びを追求する会社だ。

テンポスは今、物販から飲食店経営支援ができる企業になろうと変化している途中だ。だから社員は日々、新しいサービスを覚えないといけない。しかも、3つ、4つを同時に覚えないといけない。だから、その環境に対して『こんなに仕事に追われているのに、上司からの指示を一つやらないだけで厳しく注意を受けるなんて』と、これを“ブラック”だという人もいるだろう。だけど、それを“ブラック”というなら、テンポスはブラック企業で構わない。その先には、ビジネスの発展はもちろん、社員個人の能力アップに繋がる。能力がアップすれば『自分はこの仕事のプロなんだ』と自信や、やりがいにも繋がっていく。

だから、テンポスは “厳しくても、やさしい”そんな企業を目指していく。
ひかるブラック企業”を目指していく

来期はテンポスグループ売上500億円突破を目論む!

森下社長は、役員研修に参加する役員らにこう投げかけました。
「テンポスの今期の売上は386億円の見込みだ。じゃぁ、来期は各社どれくらいを見込んでいる?」

それに対して各社は、忘年会ということもあり、責任者も勢いもあまってか、ワクワクする数値があがります。(一部、冷静な社員もいるのがテンポス)
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・テンポスバスターズ遠山部長
今期190億⇒来期210億

・ヤマト 清水社長(回転寿司*10月よりテンポスグループ化)
58億(10カ月決算)⇒75億

・あさくま 廣田社長
60億(10カ月決算)⇒83億

・テンポスドットコム 品川絵美社長
35億⇒50億

・キッチンテクノ 吉田取締役
31億⇒35億

(以下、略)
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と、各社の責任者は来期の業績予算を答えました。
各社の売上見込みを合計すると、500億円弱となります。

これに対して、森下社長はこう続けます。

来期は、売上高が500億円になる見込みだが、ここにM&Aが加われば一気に600億、700億の規模になっていく。売上規模が大きくなれば、社員数も増えていく。さて、ここからが重要だ。テンポスが1000億円企業に近づくほど、社員数は増える。その時に“テンポス精神”の考えを持つ社員の密度は下がり、門下生としての仕事の姿勢も薄れていくだろう。そうならないためにも、門下生とは何か、テンポス精神とは何かをよく見直して、部下を指導してくれ。また、今後、社員が増える中で、外国人社員も格段に増やしていく考えだ。その時に、敬語、謙譲語、わがままを許さない、分をわきまえる、ルールを守るなどの日本人教育も徹底して行うこと。これは外国人だけに教育するものではない。我々、日本人でさえ、それらができていないのだから、従業員に対しても日本人教育を行っていくこと。

最後に、1,000億円という明日に向かって何をしていくか。今まで通りだけではダメで、新しいことをやる。その時に、ただ単に時間を費やすだけではもったいない。5時間仕事をすれば、5時間分の知識と能力が身に着く。しかし、ここに“熱中する”が組み合わせれば、仕事の時間5時間×熱中している時間5時間、合計25時間分の能力アップに繋がる。
繰り返しになるが、新しいことをやるとき、工夫改善をするときの姿勢は、熱中して取り組まないともったいない。熱中して工夫改善を続けることで、1,000億円企業に向かっていく。

森下社長のお話やグループ討論の後は、「ステーキのあさくま武蔵小杉店」で忘年会を行いました♪
あさくま自慢の厚切りステーキを楽しめる、パーティープランです。
1ポンドサーロインステーキや、厚切りヒレ肉、ラムチョップステーキを豪快なお肉メニューと、45品目のサラダバーが付いたコース。
年末年始はぜひ、ご家族や大切な方とご利用頂ください!

「ステーキのあさくま」
「ステーキのあさくま」