ベンチャーテンポス2018年5月24日

新卒入社5年目 テレワークという働き方

「結婚したら」「出産したら」、そんな“たられば”話しで盛り上がれる広報の乙丸です。

テンポスには、育児休暇取り放題制度やフリーエージェント制度、転勤自由制度といった、女性が働きやすい様々な制度をもうけています。ただ、これらの制度、基本的にはステップアップのための異動や休暇取得支援のものが多く、家庭の事情で通勤が出来なくなったときに仕事を続けたくても続けられない・・・と涙を飲む場合もありました。

そんな中、2018年4月にスタートしたのが「テレワーク(在宅・リモート勤務)」という働き方です。制度を利用しているのは新卒入社5年目の大坂眞純さん。地元青森でテレワークする、彼女の新しい働き方について取材しました。

新卒入社5年目の大坂眞純さん

人材事業部の大坂さん。本社勤務最後の日に近くの公園で。笑顔に癒されるでしょう?

週5日、12-18時の時短社員という働き方

「おはようございます、モニターの立ち上げお願いします」
お昼12時、大坂さんから届くメッセージが始業の合図です。東京の本社と、青森にある大坂さんの自宅のパソコンを“zoom”というWEBシステムで繋ぎ、ビデオ通話での業務が始まります。

担当する採用業務でも、このWEBシステムを使い3次面接を行います。就活生と自宅のPCを繋いで、「WEB面接は初めてですか?」「今、自宅の青森から繋いでいるんですよ」、そんな会話で就活生の緊張をほぐしながら、面接を進めているようです。

新卒入社5年目の大坂眞純さん2

(本社)モニターが繋がると、「大坂さんおはよ~」「この間の資料良かったよ!」と、普段と変わらないコミュニケーションをとっている。モニターに映っているのが大坂さん。

ひと息つきたいときには、“しばらく席を外します”というカードをカメラの前に置けば、本社側は「ごゆっくり!」と書かれたカードで応えます。「“ごゆっくり”と返してくれるような、ちょっとしたコミュニケーションも嬉しく感じます。この間は、本社からの書類に皆からのメッセージカードが同封されていたこともありました。 “あぁ、また皆で飲みたいなー!!”、最近はそんなことばかり考えています(笑)」

新卒入社5年目の大坂眞純さん3

(PC画面)ひと息つきたいときは、この手書きのカードをカメラの前に置いている。右のイラストは猫・・・かな?

テレワークを始めて早1ヵ月、今何を感じているのでしょうか。
「テレワークの良さは、“これしか出来ない”と諦めた事が、“これも出来る”に変わることだと思います。私は家庭の事情で青森に戻りましたが、誰しも、育児や介護、思いもよらない病気や怪我で思い描いていた将来が急変することはあるはずです。そんな時、場所や勤務時間にとらわれず働けるテレワークは、自分らしい生き方を応援してくれる、そんな制度だと感じています。」

テレワークを機に雇用形態も1日6時間の時短勤務に切り替えた大坂さん。取材の最後は、「通勤がなくなった分、仕事を終えたらすぐ夕ご飯を食べられて最高です」と、大坂さんらしいコメントと共にとびきりの笑顔で教えてくれました。

(広報:乙丸)